2012年7月8日日曜日

オーパMDPについて

先月合成紙やフィルムについて書いたので、今度は紙とフィルムの複合品である耐水紙オーパーMDPを紹介します。

オーパMDPなどのレーザープリンタ用で耐水性のある耐水紙、撥水紙、クロスなどはこちら、又白色PETフィルムはこちらにございます

オーパMDPは日本製紙の製品で、レーザープリンタで印刷可能でPOP用途向けに開発された製品です。
日本製紙グループのホームページのこちらのページで詳しく紹介されています。

オーパーMDPは下の図のように、ベースの紙の両面を耐熱性樹脂とレーザープリンタのトナー適性を持ったコート層で挟み込んであります。そのため表裏からの水の侵入はありませんが、水の中に長時間つけておくと紙の断面から水分が浸透してしまいます。
ただ、POPとしての実用上は問題のないレベルです。


オーパのメリットは、全体の60~75%以上が紙で構成されている為価格が安いのと、燃焼時のカロリー数値もフィルム系耐水紙に比較して低く、自治体によっては可燃ゴミとして出せることです。
また、中層の紙には約10~30%前後の古紙パルプを使用しており、グリーン購入ネットワークの登録商品になっています。
 
レーザープリンタ用紙については、こちらで説明しています。

インクジェット用紙については、こちらで説明しています。


0 件のコメント:

コメントを投稿