2015年6月28日日曜日

インクジェット白色フィルムのお勧め品

 東洋紡 ユポ 日清紡の国内品に加えて、輸入品の白色フィルムのテストを行ないましたが、その結果からお勧め品を決めたいと思います。

 当初輸入品は寸法安定性、耐水性に問題があるように聞いていました。また糊付の粘着品は糊残りなどの問題があるとも聞いていました。

 今回従来テストに使っていた染料インクのプリンタが壊れてしまったので、顔料インクであるエプソンのPXインクで印刷してテストを行ないました。

 東洋紡品(右)と輸入品(左)をPXインクで印刷した後、3週間ほど屋外で放置してみました。その結果は次の写真の通りです。
 

 先月までのテストで染料インクで印刷したカラー部分は屋外2週間で色褪せましたが、さすが顔料インクのPXインクは3週間でも全く色褪せしていません。
 PPの透明クリアファイルに貼ってテストを行ないましたが、どちらも糊残り無く剥がすことができました。
輸入品については、マットブラックインクで印刷した場合は、耐水性に問題があるように聞いていますが、マットブラックを使用しなければ国内品と比べて差が無いことが分かりました。

 ただ製造メーカーは耐水性の保証をしていないので、ロットによって問題が生じる可能性もゼロではないかもしれませんが、価格を考慮したトータル面では輸入品がお勧めになります。

レーザープリンタ用紙については、こちらで説明しています。

インクジェット用紙については、こちらで説明しています。