2016年9月7日水曜日

インクジェット・レーザープリンタ共用 大礼紙のテスト

今日は和紙のイシカワさんの「インクジェット・レーザープリンタ共用 大礼紙」のテストをしてみました。
和紙と洋紙の違いを比較する意味で、コピー用紙でも同様なテストを行ないました。

<大礼紙のテスト>
インクジェット用特厚和紙の時と同様、CANON iP2700 染料インク(左) EPSON PX-M650F 顔料インク(右)で印刷しました。 印刷仕上がりには色味が若干異なりましたが、印刷品質はほとんど変わりませんでした。
こちらの写真を見てもらえると、大礼紙の特徴である、舞い落ちるレーヨン繊維の上にもしっかり印刷されているのが分かります。 一般の大礼紙ですとレーヨン部分ではインクがはじかれてしまいます。
次に耐水性を調べてみました。 右側のEPSON 顔料インクで印刷した物は全く問題ありません。 左側のCANON iP2700 で印刷した方はブラックは顔料インクですが、カラーインクが染料インクなのでにじみが発生しています。
しかし、和紙は上質紙やコピー用紙などの洋紙と比較して繊維の長さが長いので、破れにくく乾かせばほぼ元の状態になります。
印刷した画像も多少インクが流れたものの、十分画像が残っています。

<コピー用紙のテスト>
同じテストをコピー用紙を使用してCANON iP2700 の染料インクでテストしてみました。
印刷はそれなりにきれいにできましたが、水につけると染料インクのカラー部分が滲み始めます。
濡れた紙をシンクから剥がそうとしたら簡単に破れてしまいました。
乾かしてみましたが画像は滲んで、何が印刷されていたか分からない状態でした。
やはり和紙とコピー用紙などの洋紙では耐水性には差があるなと思います。

和紙のイシカワさんのインクジェット・レーザープリンタ共用 大礼紙に印刷する場合は、顔料インクのインクジェットプリンタをお勧めしますが、染料インクでも問題ないと思います。
当然ながら耐水性のあるレーザープリンタやコピー機のトナーで印刷した場合も、耐水性含めた問題ないはずです。

和紙のイシカワさんの「インクジェット・レーザープリンタ共用 大礼紙」のA4サイズはこちらのページで販売しています。

大礼紙の大判インクジェット用ロール紙はこちらのページになります。

A4サンプルを用意していますので、是非試していただければと思います。


レーザープリンタ用紙については、こちらで説明しています。

インクジェット用紙については、こちらで説明しています。