2011年7月23日土曜日

バックライトフィルムについて インクジェット&レーザープリンター(ページプリンター)用

今日は遺影写真や電飾看板に使用されるインクジェット用バックライトフィルムについて説明を致します。

 私が運営開始した 「プロのお店」 でもカット品とロール品を販売開始しました。

バックライトフィルムは、乳白フィルムといわれる半透明のフィルムです。
裏の光源である蛍光灯が見えないように、光が拡散するようになっています。
ただ、最近の電飾看板では光源がLEDになっており、光源が平面の為見えても問題なくなり、透明フィルムが使用される例もあります。

インクジェット用のバックライトフィルムには大きく分けて2種類あります。
表のマット面にそのまま印刷する表印刷タイプと、裏面のマット面に反転した画像を印刷し、逆側の表面にインクを浸透させる裏印刷タイプです。

表印刷タイプは染料インクでも顔料インクでも印刷可能です。 最近では表印刷タイプが主流になっています。
裏打ちタイプは、インクの粒子が大きい顔料インクが逆面に浸透し切れず、画像が鮮明にならない物が多いので注意が必要です。一般に多く販売されている、染料インクのプリンタでしたら、裏面にきれいな光沢タイプの画像が得られます。

インクジェット用のバックライトフィルムは、電飾看板に多く使われており、大判インクジェット用のロールタイプが多くあります。
バックライト用フィルム
私が現在運営しているオリジナルネットショップでは、東洋紡製バックライトフィルム/MT501を販売しています。 腰のあるPETベースで厚み 155μm の半透明フィルムになります。
輸入品によくあるPPベース品と比べますと、厚みの割に腰があり使いやすさがあります。

他に国産品では日清紡の製品があります。 PETベースで厚みが130μm と 220μm の2種類ありますが、130μmはチョット薄目で220μm品は厚すぎて腰があり過ぎる感じがします。
わたしのオリジナルショップでは日清紡製品も品揃えしています。

葬儀の祭壇に飾る遺影写真には、A3 A3ノビ A2サイズが多く使われています。
私のオリジナルネットショップではA4 A3 A3ノビ A2サイズ 4種類の品揃えをしています。
こちらも是非ご覧頂ければと思います。

またこちらのページにレーザープリンタ用バックライトフィルムと半透明のフィルムラベルもあります。
バックライトフィルムはインクジェット用に比べて需要が少ないようです。インクジェット用インクと比較してレーザープリンタ用トナーは光の透過性が低く、画像の鮮明さがやや落ちるからかと思います。
半透明フィルムラベルはA4サイズとA3サイズがあります。
バックライトフィルムと比べて白濁が弱いので、ウィンドウ用などに使用すると良いのではと思います。

レーザープリンタ用紙については、こちらで説明しています。

インクジェット用紙については、こちらで説明しています。

2011年7月18日月曜日

我が家の庭の花 7/18

いわきから帰ってから撮った我が家の庭の花です。
バラが綺麗だったので、また紹介してしまいます。



ガザニアは2種類咲いています。



マリーゴールドとシオンも真っ盛りです。



今日はここまでです。これから食事に出かけます。



いわきに行ってきました。

この3連休は、かみさんの実家いわきに行ってきました。
震災の影響で隣の家は半壊しましたが、大工さんが入り修理していました。
原発の影響がない地域では、少しずつ立ち直りの兆しを感じています。

車で行くと我が家から2時間半程度の時間で着きますが、柏の我が家の気温と違い夕方には風が心地よく感じられました。

そんないわきですが、実家の庭にはまだツツジが咲いていました。


続我が家の花の紹介で、庭のルドベキアを紹介しましたが、実家の庭にはいろいろな種類のルドベキアが咲いていました。是非ご覧ください。




我が家では1週間前に終わってしまった、ホタルブクロもまだ咲いていました。


柏といわきでは、1~2週間 花の時期のずれがあるようです。

2011年7月9日土曜日

屋外用ポスターやバナー作成用インクジェット紙について

先週屋外用インクジェット紙について説明しましたので、今週は更に大判インクジェットプリンタで屋外ポスターやバナー(短期用)を作成するのに向いた商品を紹介します。


ただ耐水性があっても、屋外で使えるわけではありません。
詳細は6月の「インクジェット用紙の耐水性及び耐候性」をご覧ください。

屋外で使用するためには、最低でも耐水性が必要になります。更にバナーやタペストリーのように長い物を作成する場合には、破れにくい強度が必要です。

フィルムベースのインクジェット用紙は耐水性があります。短期使用でしたら屋外のポスターとして使用できます。
ただし、ベースのフィルムは、縦横を引っ張って伸ばして作られた二軸延伸フィルムです。このフィルムは一か所に傷がつくと、そこから裂けやすい性質を持っています。

バナーやタペストリーを作成するには、フィルムに布などを貼り付けて強度UPした物や、強度のあるクロスや不織布ベースがお勧めです。

私が担当しているネットショップにもいろいろな種類の用紙を販売しています。
何が違うのか分かりにくいところがありますので、違いや特徴を説明します。

フィルムベースのインクジェット紙は、合成紙やポリプロピレン、PETベースになります。
また、合成紙とはフィルムの表面をコートしたりして印刷適性を加えたもので、ポリプロピレン(PP)かPETがベースになります。

<ポスター作成用>

価格的に安いのは、 PPベースになります。
ポリプロピレン(PP)は 安価ですが腰が弱いので、薄めの製品はプリント中に斜めになりやすく、取り扱いがしにくい等の欠点がありますので、厚みがあるタイプがお勧めです。
価格が特に安い輸入のPP品はこちらをクリックしてください。
東洋紡日清紡のPP品はこちらをクリックしてください。 

合成紙ユポは、基本的にはPPベースですので、同様に腰が弱い欠点があります。 ただし、ユポインクジェットは幅広い品ぞろえがあり、用途に合わせて選ぶことができます。
ユポインクジェットはこちらをクリックしてください。

同じ合成紙でもPETベースの物は、PPベースと比べて腰がありハンドリングがし易く、プリンタの走行での問題も少ないとの利点があります。
東洋紡のMW107がPETベースになります

<バナー作成用>

バナーを作成するのに多く使われているのは、ユポの裏面にクロスを貼り付けて強度UPした、ユポクロスとユポストロングクロスです。 また、裏面をPPで補強したリンピアHA#10 バナー・タペストリー用もあります。

バナーを作成するのには、クロスや不織布も多く使われています。
屋内で使用するには印刷した製品も防炎認定が得られている、インクジェット用防炎クロスがお勧めです。
輸入品でも発色が優れており、価格の安い製品もあります。ハイブリッド高発色クロスになります。
こちらは溶剤用インクにも対応した商品です。

不織布のタイプでは、タイベックが低価格で強度もありお勧めです。タイベックはポリエチレンの細い糸を絡めて熱圧着した製品で、裂けに強い性質があります。
タイベックはコーナーガードなどの付属品で、下記図のようなバナーを作成できます。


タイベック及び付属品はこちらにあります。

それではまた。


レーザープリンタ用紙については、こちらで説明しています。

インクジェット用紙については、こちらで説明しています。

2011年7月3日日曜日

屋外で使用するインクジェット紙について

屋外で使用するインクジェット紙について、ネットショップによく質問されます。
今日は卓上用インクジェットプリンタで印刷し、屋外で使用できるものを紹介します。
私が仕事で担当しているネットショップ商品になりますので、宣伝になってしまいますがご了承ください。

<屋外用インクジェット紙>
インクジェット用の合成紙やフィルムは、基材そのものも耐水性があり、インクジェット用コーティング層も耐水化剤を含んでおり、染料インクの印刷物でもある程度の耐水性が得られます。

ただ耐水性があっても、屋外で使えるわけではありません。
詳細は6月の「インクジェット用紙の耐水性及び耐候性」をご覧ください。


屋外で長期に使用したい場合は、やはりラミネートするのがよいと思います。
ラミネートするとなるとラミネーターが必要と思われるかもしれませんが、
エーワンの簡単ラミネートを使用すると便利です。
少量の作成でしたら手間いらずで、簡単にラミネートすることが可能です。

<屋外用掲示物 長尺品>
短期間の簡単な掲示物を作りたい場合には、インクジェット和紙ロールをお勧めします。


強度のある和紙ですので、雨にぬれても破れにくく、インクも流れにくい耐水化剤入りです。
ロール紙ですので長尺の掲示物が作成できます。

<屋外用粘着ラベル>
耐水性・耐候性のあるラベルを作成するのでしたら、エーワン製品がお勧めです。

<磁石加工品>
金属面に貼って剥がして繰り返し使えるマグネットタイプやフィルムとのセット品も便利です。

<吸着シート>
顔料インクでないと耐水性はありませんが、同様に貼って剥がして繰り返し使える、合成紙ユポの吸着シート サクションタックも便利な製品です。
そろそろ風呂に入って、また一杯やる時間になるのでここで終了です。


レーザープリンタ用紙については、こちらで説明しています。

インクジェット用紙については、こちらで説明しています。

2011年7月2日土曜日

続我が家の花の紹介

テニスを終えて買い物も済ませました。
テニス仲間との飲み会まで、さっき撮った我が家の花を紹介します。

プリンタ用紙については、明日日曜日にします。

丁度、クロアゲハ蝶が来ていました。


庭の円形花壇に咲いている、ダリアとガザニアです。



庭の奥に咲いているユリ科のLAハイブリッドです。


こちらはキク科のルドベキアです。かみさんの実家からもらって、どんどん増えています。


この時期の主役アジサイです。玄関と裏に咲いています。



この花を知っていますか? ほたるぶくろと言います。


最後にサルビアを低い目線で撮影しました。
我が家の狭い庭も、とても広く見えます。


さて、そろそろ飲み会に出かける時間です。また明日!

我が家の花の紹介

今日はテニスに行く前で、時間がないのでプリンタ用紙ではなく、我が家の花の写真を掲載します。

今丁度我が家のバラが真っ盛りです。


 



少し前の季節になりますが、クロマチスと西洋シャクナゲです。



  
そろそろ出かける時間なので、ここで終了です。