2016年2月19日金曜日

インクジェット和紙 軸装用について

今日は インクジェット和紙 軸装用について説明したいと思います。

このインクジェット和紙 軸装用は、株式会社和紙のイシカワの製品ですが、「楮」を原料とした薄くて丈夫な和紙にインクジェット用の塗工をした製品になります。

ただし、一般のインクジェットコーティング剤はやや白色なので、和紙にコーティングすると和紙らしい表面性が無くなってしまいます。
和紙のイシカワのコーティング剤は和紙の風合いを残したまま、インクを和紙の表面に留めて、赤や黒の彩度や濃度を上げられる優れものです。

市場で販売されているインクジェット用の和紙は、殆どがインクジェット用の塗工がされておらず、単にインクのにじみが少ないのでインクジェットプリンタで印刷できるだけの物になります。
その為、インクの鮮やかさや濃度が今一つになります。
また、薄い和紙にインクジェットコーティングするには、一般の製紙工場のコーターではコーティングできず、小型でゆっくりコーティングするマシンにならざるを得ず、価格も多少高めになってしまいます。

私の運営するプリンタペーパープロのサイトでは、在庫販売を行っております。

掛け軸などの複製にはもってこいの軸装用和紙ですので、是非お試しいただければと思います。

薄紙の為印刷が裏面にも透けて見れますので、イベントの小旗用にも使用頂けると思います。


レーザープリンタ用紙については、こちらで説明しています。

インクジェット用紙については、こちらで説明しています。

2016年2月17日水曜日

インクジェット用クラフト紙ロールタイプの紹介

インクジェット用クラフト紙と検索すると、クラフト工作用のインクジェット紙がイロイロ検索されますが、今日紹介するのは包装紙として使われているクラフト紙にインクジェット用コーティングをしたクラフト紙のロールタイプになります。

私の運営しているネットショップ 「プリンタ用紙のプロの店」 でもこちらのページで販売を開始しました。

用途としては、段ボール箱やパッケージ箱などのプルーフ用や、お洒落なPOP用途などに使われています。
インクジェットプリンタには、一部機種を除いてホワイトインクが無いので、クラフト紙に印刷するには表現が難しいかもしれませんが、是非お試しいただければと思います。

レーザープリンタ用紙については、こちらで説明しています。

インクジェット用紙については、こちらで説明しています。



2016年2月2日火曜日

インクジェット用紙の吸着品の紹介

インクジェット用紙の糊のついた粘着加工品は多くありますが、貼って剥がせる吸着品については商品が限定されています。

裏面に再剥離糊が付いた粘着加工品は、貼った後剥がすことは可能ですが、繰り返し貼ったり剥がしたりして使用することはできません。 また、気候条件などで若干糊が被写体に移ってしまう問題があります。

それに対してマイクロ吸盤や静電気を利用した吸着タイプは、貼って剥がしての繰り返し使用が可能になります。
※ ただし、静電気タイプは繰り返すと段々静電気が弱くなっていきます。
※ マイクロ吸盤タイプは汚れが付くと吸着力が落ちますが、拭いて綺麗にすると回復します。
インクジェットプリンタで印刷できるマイクロ吸盤タイプで、一番価格的に安くてお勧めできるのは、ユポコーポレーションのサクションタックだと思います。
ただ、ユポ製品は100枚単位で箱詰めされているので、業務用以外では使うのが難しいと思います。
私が昨年立ち上げた ネットショップ「プリンタ用紙のプロの店」 では、サクションタックのA4 A3サイズを5枚入りにして、購入しやすくして販売しています。
当然100枚入りやロールタイプも、お買い得価格で販売しています。

静電吸着品やレーザープリンタ用の貼って剥がせる商品は、こちらにあるペーパーアンドグッズの専用ページからお選びいただけます。

是非ご覧頂ければと思います。

レーザープリンタ用紙については、こちらで説明しています。

インクジェット用紙については、こちらで説明しています。


2016年2月1日月曜日

ユポクロス&ユポストロングクロスの紹介

今日はユポクロスとユポストロングクロスについて説明したいと思います。

ユポとは石油を原料としたポリプロピレン(PP)が主原料となっています。
合成紙についてはこちらのページで紹介しています。

そのポリプロピレンの表面に印刷適性のあるコーティングや、インクジェット適性のあるコーティングをした物が、ユポやインクジェットユポになります。

このベースになるポリプロピレンが二軸延伸フィルムである為、端に傷などが出来るとピリッと裂けて破れてしまいます。
その裂けて破れるのを防ぐために、裏にクロスを貼って強度を上げたのがユポクロスとユポストロングクロスです。

印刷用クロスやインクジェット用クロスもありますが、どうしても印刷上りがフィルムよりも良くはなりません。
印刷仕上がりとバナーなどに使える強度を合わせ待ったものが、ユポクロスとユポストロングクロスになります。

私の運営しているプリンタ用紙専用のネットショップでは、在庫を持って販売してはおりませんが、メーカーであるユポコーポレーションから直送する形で販売をしています。

インクジェット用ユポクロスとユポストロングクロスはこちらをご覧ください。

オフセット印刷機などでの印刷用ユポクロスにつきましては、こちらになります。

今日はこんなところで終わりにします。


レーザープリンタ用紙については、こちらで説明しています。

インクジェット用紙については、こちらで説明しています。