今日は会社の仲間とのテニスで、開始が9時からと遅めなので 、電飾看板作成用に使われるインクジェット用ロール紙について説明します。
電飾看板は裏側から蛍光灯やLEDなどの光を当てて、印刷された広告を目立つようにした看板です。
地下鉄のホームの両側に多くありますが、その駅近くにあるお店や医療関係の案内などが表示されています。最近は節電の為ライトが消されている電飾看板も多く見かけます。
この電飾看板も一般の看板同様手書きからインクジェットプリンタなどでの印刷へと代わっています。
電飾看板作成用インクジェット用紙は、半透明で乳白色のバックライト用フィルムが多く使われています。
半透明にしている理由は、裏側の蛍光灯が見えないように光を拡散させる為です。最近では裏の光源が面上のLEDの為、半透明でなく全くの透明フィルムが使われる場合も増えています。
バックライト用インクジェットフィルムは、東洋紡や日清紡などのフィルムメーカーやユニオンケミカーなどの他、韓国製などの輸入品もあります。
電飾看板は屋内での使用が多く、バックライト用インクジェットフィルムは耐水性を付与していない物がほとんどです。
また、透明のアクリル板の間に差し込むタイプが多く、粘着加工していない物が多いのですが、ユニオンケミカーでは粘着加工品も製造しています。
電飾看板は大きなサイズの物が多く、一般的にはインクジェットロール紙が使われますが、メニューなどに使われる小さな看板に使う為のカットサイズのバックライト用フィルムが市場では販売されていません。
その為、私の仕事で運営しているネットショップサイトにオリジナル製品として販売しています。
元々はお葬式の祭壇に飾られる遺影写真用として販売を開始しました。ご存知ですか? 祭壇に飾られる遺影写真の多くは、インクジェットプリンタで作成されています。この用途については別の機会に説明します。
バックライト用フィルムを紹介したページはこちらにありますのでご覧ください。
レーザープリンタ用紙については、こちらで説明しています。
インクジェット用紙については、こちらで説明しています。
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