まあ、今日はイロイロブログを書いてみます。
先日、和紙の石川社長とお会いした後で、以前粘着薄和紙が試験管など細い物に貼るラベルとして使われているという話を思い出しました。
試験管など細い物にラベルを貼ると、ラベルの腰によって粘着力がよほど強くないと剥がれてしまいます。
同様に箱などの角に貼るラベルも同様で、ラベルに腰があると剥がれやすくなります。剥がれないような粘着力の強いラベルを貼ると、後で剥がすのが大変になります。
特にインクジェットプリンタで印刷出来るラベルは、それ程薄くは出来ません。インクジェット用のコーティングをするマシンにかけるのに、薄い紙だとテンションをかけると切れてしまうからです。
特に大手製紙メーカーのコーターは大型で高速の為、薄物のインクジェット製品は得意ではありません。
和紙のイシカワという会社で販売しているプリンタ共用粘着薄和紙は、何と12g/㎡という薄い和紙のインクジェット、レーザー兼用ラベルです。
これは和紙のイシカワ独自の製造方法によって生産されています。12g/㎡というとコピー用紙の五分の一以下の坪量になります。
この粘着薄和紙は以前に紹介したように、葬儀用の提灯の家紋を入れるなどの用途に使われています。
12g/㎡と薄いので、この粘着薄和紙はラベルの腰がほとんどありません。その為粘着力がそれほど強くなくても、紙の腰の反発による剥がれは生じません。
A4 ノーカット品とロール品しか製品化されてないので、A4サイズからカットする手間はありますが、面白いラベルです。
また、紙が薄いので貼った時の凹凸が少ないのも利点です。
更に凹凸が少ないのがインクジェット水転写紙になります。
こちらは、反転させて印刷した画像を用紙の裏から水を湿らせたティッシュなどで軽く叩いて、印刷したインクと耐水性のあるインク吸収層を転写させるもので、凹凸がなく水に強い画像が試験管などのガラスや金属、木材、樹脂などに転写できます。
どちらの商品もアイデア次第でイロイロな用途展開が可能だと思います。
何かアイデアがありましたら是非教えて頂ければと思います。
はがきサイズ A4サイズ
それぞれの販売ページはこちらになります。
プリンタ共用粘着薄和紙の販売ページはこちらをクリック。
インクジェット水転写紙の販売ページはこちらをクリック。
レーザープリンタ用紙については、こちらで説明しています。
インクジェット用紙については、こちらで説明しています。
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