2013年7月23日火曜日

インクジェット用ロール紙(水性インク用)の種類と用途について

EPSONやCANON、HPで販売している大判プリンタのインクは、一部機種を除いて水性インクが使われています。
水性インク用のロール紙はこちらのページで販売しています。
インクジェット用紙は普通紙や一部の和紙を除くと、インクを吸収するためのインクジェットコーティング層があります。
<普通紙&再生紙 和紙>
普通紙については、先月こちらのページで紹介していますのでご覧ください。
インク吸収層の無い普通紙や再生紙、和紙は、インクが紙の繊維の間に入り込むため、紙の繊維の白色が加わり、赤がややピンク気味になったり、黒がややグレー気味になったりします。
水性顔料インクは染料インクより紙の表面にインクが留まりやすく、水性染料インクより濃度が出る傾向があります。
また、紙がインクを吸収するので、紙が水分の影響でやや波打ちが生じます。ベタ部分が多い写真などの印刷は不向きで、文字やベタ部分の少ないイラスト程度の印刷用としてご利用願います。
※ 和紙でも「和紙のイシカワ製品」は、和紙の表面性を残すコーティング技術により、印刷濃度が高く奥行きのある画像表現が可能です。
インクジェット用和紙については、こちらのページで説明しています。

<マット紙>
マット紙については、先日こちらのページで紹介していますのでご覧ください。
フォト紙と違って光沢が無いので、落ち着いた仕上がりになります。ガラスやアクリル板を通して見るような用途では写真も光沢感が出ますが、そのまま使用される場合はイラストや文字などの印刷向きと言えます。
普通紙と比較して印刷濃度は高くなります。

<フォト紙>
インクジェットフォト紙については、以前こちらのページで紹介していますのでご覧ください。
フォト紙には光沢タイプとセミ光沢タイプがあります。
用途としては写真などのポスター用途が多いと思いますが、光沢タイプは写真がきれいに仕上がりますが、蛍光灯の光を反射してしまうので、セミ光沢タイプもお勧めです。
セミ光沢タイプは、印刷用のコート紙と表面が似ているので、印刷前の校正用(プルーフ)としても使用されています。

そろそろ寝るとします。

レーザープリンタ用紙については、こちらで説明しています。

インクジェット用紙については、こちらで説明しています。

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