2015年5月17日日曜日

日清紡/インクジェットフィルム製品の耐水性テスト

東洋紡製品とユポの耐水性をテストしてみましたので、今回は日清紡製品の耐水性をチェックしてみようと思います。

今回は、インクジェット用 ポリプロピレン SPUY-115VSIP とインクジェット用 塩ビ 強粘着グレー糊品 SMY-180SIP-SGF の2種類を選択しました。
日清紡製品もユポ同様、顔料インク用になっていますが結構染料インクでも問題なく使えるようなので耐水性の弱い染料インクで試してみました。

まず、それぞれをはがきサイズにカットして印刷してみました。
インクジェット用 ポリプロピレンは腰が弱くヘッド汚れが若干生じました。インクジェット用 塩ビ 強粘着グレー糊品は腰があるので、カット紙で印刷しても問題ありませんでした。

今回も、プリンタの具合が悪く何度ヘッドクリーニングしても、イエローインクの出が悪くカラーチャートのイエローが薄くなってしまいました。
印刷はカラーインクとモノクロにしてブラックインクを使う2種類で印刷しました。
2種類の用紙に2種類の印刷方法で印刷した後、前回同様すぐに洗面所で水に浸けて耐水性をチェックしてみました。
プリンタはCANON MP470 でカラーインクは染料インク ブラックは顔料インクです。

水に浸けるとすぐにはほとんどにじみが生じませんでしたが、翌朝15時間後にチェックしましたがほとんど変化はありませんでした。
               水に浸けた直後             15時間後

取り出してから自然乾燥させましたが、インクジェット用 ポリプロピレンはややカールしましたが、インクジェット用 塩ビ 強粘着グレー糊品はカールしませんでした。

にじみについては、どちらも少なく100%インク濃度の回り部分に、若干のにじみが見れれる程度でした。耐水性については一番良い結果になったようです。

結果から考えますと、短期で屋外に使用することは十分可能だと思います。
東洋紡製品とユポと同様に印刷部分の耐候性もチェックしてみます。
私が立ち上げるオリジナルネットサイトでは、グレーのり品の 610mm幅が市場で入手しずらいので、610mm幅にカットして販売するようなことを行いたいと思います。

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