2015年5月10日日曜日

インクジェット用ユポの耐水性

先日東洋紡製品3種類の耐水性をテストしてみましたので、今回はユポインクジェットの耐水性をチェックしてみようと思います。

今回は、ユポ染料顔料共用 XAB1020 ユポ顔料用サクションタック WKJ250 ユポ顔料用グレーのり付 XJPC の3種類を選択しました。
ユポインクジェットは、顔料インク用になっていますが結構染料インクでも問題なく使えるようなので試してみました。

※サクションタックについては以前こちらのブログで紹介しましたのでご覧ください。

まず、それぞれをはがきサイズにカットして印刷してみました。
3種類ともそれなりに腰があるので、カット紙で印刷しても問題ありませんでした。

今回も、プリンタの具合が悪く何度ヘッドクリーニングしても、イエローインクの出が悪くカラーチャートのイエローが薄くなってしまいました。
印刷はカラーインクとモノクロにしてブラックインクを使う2種類で印刷しました。
3種類の用紙に2種類の印刷方法で印刷した後、前回同様すぐに洗面所で水に浸けて耐水性をチェックしてみました。
プリンタはCANON MP470 でカラーインクは染料インク ブラックは顔料インクです。

水に浸けるとすぐにはほとんどにじみが生じませんでしたが、1時間後くらいにマゼンタ100%がやや滲んでいましたが、その後はほとんど変化がありませんでした。
翌朝17時間後にチェックしましたが変化はありませんでした。
水に浸けた直後             17時間後

取り出してから自然乾燥させましたが、3種類とも大きなカールは生じませんでした。

ユポ染料顔料共用とサクションタックは、マゼンタインクのにじみで白色部分がやや赤っぽくなりましたが、グレーのり付品はにじみが少ない感じです。
結果から考えますと、短期で屋外に使用することは十分可能だと思います。

私が立ち上げるオリジナルネットサイトでは、グレーのり品の 610mm幅が市場で入手しずらいので、610mm幅にカットして販売するようなことを行いたいと思います。

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