溶剤インクのインクジェットプリンタは、市販されている水系インクのインクジェットプリンタとは異なり、塩ビの表面を溶かしてインクが食い込みます。
プリンタメーカーはローランドDG グラフテック ミマキエンジニアリング 武藤工業などがあり、EPSONも昨年販売を開始しましたが、1~3m幅の大型プリンタになります。
メディアの価格が安いのと屋外での中長期の使用が可能なため、看板屋さんなどの業務用で多く使用されています。
用途としては塩ビ粘着品を使用した屋外用ポスターやポリエステル繊維の表面に塩ビコーティングしたターポリンを使用した懸垂幕、横断幕が多いです。
EPSONやCANONなどの水系染料インクや顔料インクのプリンタでは、インクが染みこむ普通紙以外は、インクを吸収するコーティング層が必要ですが、そのインク吸収層が紫外線などの影響で劣化しやすく、屋外での中長期使用ができません。
売れるといいな~
レーザープリンタ用紙については、こちらで説明しています。
インクジェット用紙については、こちらで説明しています。
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