ゼッケンとして使用するためには、素材そのものは固くなくソフトである必要があります。また耐水性が求められます。
出来ればハサミで簡単に切れてほつれを生じないことや、安全ピンで留めてもその穴から破れていかないことが必要です。
プリンタで印刷する場合ですが、トナーやインクで印刷した文字や画像が雨などで流れないことが必要です。
レーザープリンタで印刷した場合のトナーは、元々耐水性がありますので問題ありません。
ダイニックで製造しているレーザープリンタ用クロス シータスは、ゼッケン対応品と謳っているだけあって、すべての点で問題ありません。
こちらの商品はレーザープリンタ用 耐水紙 撥水紙 クロス のページで販売しています。
ただし、レーザープリンタ用ですと一般家庭にはほとんど無いので、インクジェットプリンタで印刷できるゼッケン用があればと思います。
お客様の要望から、インクジェット用タイベック(クロス) A4サイズの販売を開始しました。
耐水性のあるPETフィルムベースのインクジェット用白色フィルムと、比較的水に強いインクジェット用和紙で試してみました。
どちらもA4をA5サイズにハサミでカットしましたが、ほつれなどはありませんでした。
黒インクが顔料インクでカラーインクが染料インクのCANON iP2700で印刷しました。
どちらもキレイに印刷できましたが、白色フィルムがシャープで和紙はソフトなイメージです。
印刷後すぐに洗面台で水に30分間つけてみました。 意外な結果でしたが白色フィルムは顔料インクがわずかに滲み、和紙は染料インクが若干滲みました。
次にゼッケンを安全ピンなどで止めた場合の強度を調べるために、端をホチキスで半分止めて引っ張ってみました。
印刷する前の白紙では、ホチキスを引っ張っても予想通りで結構な強度がありました。
水に濡らした後は当然ながらフィルムは問題なくても、和紙は簡単に破れるのではと思っていましたが、意外や意外濡れた和紙でもそう簡単に破れませんでした。
結論としてどちらもゼッケンとして使用可能だと思います。
まだ、インクジェット用白色フィルムの品揃えをしていませんが、今月中に品揃えしようと思います。
インクジェット用和紙は現在販売しております。 もっと強度をと言う方にはインクジェット用特厚和紙もあります。
どちらも、インクジェットプリンタ用紙&和紙 フィルム&ラベルシール カット品のページにあります。
白色フィルムは今月中に販売します。
A4サンプルも用意しますので、是非試していただければと思います。
レーザープリンタ用紙については、こちらで説明しています。
インクジェット用紙については、こちらで説明しています。
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